顎関節症の原因・症状・治療法について詳しく解説
2025/02/28
1、顎関節症の原因とは
顎関節症は、顎関節の動きが悪くなったり、動かす時に音が鳴ったり、あごを動かす筋肉に痛みが生じるといった症状の集まりです。その原因は様々で、またそれ1つではなく、複数原因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。
主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
1)頬杖をつく、片側で噛む:両方のあごの仕事量・負荷が異なると顎関節症のリスクになります。
2)噛み合わせの悪さ: 歯並びや噛み合わせが悪いと、顎関節に負担がかかります。
3)歯ぎしり・食いしばり: 無意識に歯を強く噛みしめたり、歯ぎしりをすることで、顎関節に過度の負担がかかります。
4)ストレス: ストレスが歯ぎしり・食いしばりを引き起こすためです。
5)外傷: 転倒したり、ボールが顔に当たるなど、あごに強い衝撃を受けた場合、顎関節にダメージがあります。
6)関節円板のずれ: 顎関節のクッションの役割を果たす関節円板という座布団が、正常な位置からずれてしまう、戻らないことがあります。
2、女性が顎関節症になりやすい理由
女性は男性に比べて、顎関節症になりやすい傾向があります。その理由として以下のようなものが考えられます。
1)ホルモンバランスの変動: 女性ホルモンの変動は、顎関節の軟骨や筋肉に影響を与える可能性があります。
2)ストレスへの対処: 女性は男性に比べて、ストレスを溜め込みやすい傾向があるとされ、それが顎関節症の発症に繋がることがあります。
3)食習慣: 女性はダイエットなどを理由に、硬いものを食べたり、偏った食生活を送りがちで、顎関節に負担をかけることがあります。
3、顎関節症のケア方法
顎関節症のケア方法は、症状の程度や原因によって異なります。歯科医師による診断に基づき、適切な治療を受けることが大切です。一般的なケア方法としては以下のようなものがあります。
1)開口訓練:まずはあくびをしましょう。あごを動かすこと、あごに負担をかけないことです。
2)マウスピースの装着: 歯ぎしりや食いしばりを防ぎ、顎関節への負担を軽減します。
3)薬物療法: 筋肉の痛みや炎症を抑える薬、筋肉の緊張を緩める薬などがあります。
4)物理療法:マッサージ、温熱療法や超音波治療など、物理的な刺激を与えることで症状を改善します。
5)生活習慣の改善: ストレスを発散させるよう、また規則正しい生活を送るようにしましょう。
6)食習慣の改善: 硬いものや粘着性の高いものを避け、両方のあごでよく噛んで食べるなど、食生活を見直すことも効果的です。
まとめ
顎関節症は、放っておくと日常生活に支障をきたす病気です。顎関節に痛みや違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。歯科医師は、あなたの症状に合わせて、適切な治療法を提案してくれます。また悪化する前に対処することも重要です。