乳歯を虫歯から守るには
虫歯予防は乳歯が生え始めたら行いましょう
乳歯が生え始めたら、虫歯予防が重要です。歯に穴をあけ、神経(歯髄)を傷つける恐ろしい虫歯は、乳歯の時期から適切な口腔ケアをすることで、そのリスクを軽減できます。
まず、歯磨き習慣を身につけさせましょう。歯が生え始めたら、小さな子供用の柔らかい歯ブラシと、フッ素入りの歯磨きジェルを使用して歯を清潔に保ちましょう。特に就寝前の歯磨きは重要です。
そして歯科医師による定期的な検診とクリーニングも重要です。歯科医師はお口全体の健康状態をチェックし、虫歯の初期段階を見逃さずに早期治療します。またフッ素処置やシーラントなどの処置も歯を強くし、虫歯のリスクを低減できます。
バランス良い食事を摂り、糖分の多い食べ物は控えるようにしましょう
乳歯を虫歯から守るためには、糖分が多い食べ物を制限することが大切です。生えたての乳歯はまだ弱くて永久歯よりも薄いため、虫歯にかかりやすく、すぐに歯髄に到達します。
適切なお口のケアと食事習慣が重要です。砂糖や甘い飲料は、虫歯の主な原因の一つです。砂糖はお口の中の細菌によって酸に変わり、歯のエナメル質を侵します。砂糖や甘い飲み物の摂取は時間や量を決めるなどで制限しましょう。
そしてバランスの良い食事も重要です。野菜や果物、タンパク質、カルシウムを含む食品をバランスよく摂取し、お口の健康を維持しましょう。
お口のさっぱり感のキープと食後の歯磨きは習慣にしましょう
乳歯を虫歯から守るために、食後のお口のさっぱり感をキープし、食後のケアを日常の習慣として取り入れましょう。食事後にお水を飲ませることは、お口の中に残った食べかすや糖分の影響を軽減します。歯磨きは毎食後に行うことが理想ですが、特に就寝前の歯磨きは欠かさず行いましょう。
乳歯を虫歯から守るためには、食後の口のさっぱり感を保ち、歯磨きを習慣にすることが虫歯予防に効果的です。
おやつは決まった時間に、歯に良いものを選ぶのがポイントです
おやつを選ぶ際は、砂糖が少ないものや、よく噛む食品を選びましょう。果物や野菜、チーズ、昆布、小魚などは歯に良いとされます。
おやつを決まった時間に与えることで、歯が食べかすや糖分にさらされる時間を減らします。
毎日同じ時間におやつを摂ることは、乳歯を虫歯から守ることだけでなく、生活における躾として健康的な食習慣を身に付けることにもなり、とても大切なことです。
そして、おやつや食事の後は、お水を飲ませるか、歯磨きをしましょう。特に甘いものを摂った後は、できるだけ早く歯磨きを行い、虫歯のリスクを減らすこともポイントです。